2010年5月10日月曜日

アドバンスセグメント vs フィルター

アドバンス セグメントとフィルタの違いについて。

アドバンス セグメントとフィルタは同じように機能するが、
プロファイルやレポートのいずれかを使用する際に、注意点がいくつかある。

※フィルタは、アクセスデーターを削除してしまうので、
基のプロファイルに直接適用してはいけない。
必ず、「既存ドメインのプロファイルを追加」で複製した
プロフィルを提供しよう。

※フィルタは、設定した日以降のデータが取得されるので、
過去のデータは影響を受けない。言い換えれば、
フィルタは、過去に遡った分析ができない。
一方、アドバンスセグメントは、過去のデータも含めて絞り込める。

多くの場合、アドバンスセグメントのほうが便利でリスクが少ない。


■フィルタ
アカウントに記録されるデータにフィルタを適用することで、
最終的に表示されるデータを操作してレポートを作成することができる。

フィルタを適用すると元のデータはフィルタの定義に従って変更されてしまうので、
フィルタを適用するプロファイルとは別に、元データを複製してマスターデータ用の
プロファイルを作成する。

マスターデータ用のプロファイルを作成すれば、
元データとは別に特定の条件に特化したレポートを作成することができる。
フィルタが適用されると、フィルタの条件に従って
元データが変更されてレポートへ表示される。
フィルタは [プロファイル設定] ページで作成することができる。

※フィルターを使う主なケースは?
1)サイトのデータを複数の組織で分析する場合。
2)自社のアクセスをIPアドレス範囲で除外するケース。
3)複数のサブドメインや別ドメインをまとめて分析するケース。

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■アドバンス セグメント
アドバンス セグメントは、レポートに表示するデータをフィルタリングするためのツール。
フィルタとは異なり、アドバンスセグメントでは元のデータはそのまま残るため、
プロファイルを複製する必要はない。

フィルタはページビューレベルでデータを変更するのに対し、
アドバンス セグメントは、セッション レベルのデータに変更を加える。

これらのセグメントは、レポートの上部にあるコントロール バーから作成するか、
レポートのリストの下にある [アドバンス セグメント] セクションで作成する。


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■アドバンス セグメントではなく、フィルターで絞り込むには理由がある
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Google Analytics のアドバンス セグメントを使えば、
「新規ユーザー」を瞬時に絞り込むことが可能。
その上で、「新規ユーザー」のキーワードや平均ページビューなど、
利用者の傾向をつかめる。

しかし、フィルター機能を使い、あらかじめ絞り込んだプロファイルを
作っておくと便利な点がある。それは、アドバンス セグメントで使える値を
1つ増やせる、ということ。

続きは、、、
http://www.kagua.biz/operation/filter1.html